青林檎与えしことを唯一の…(河野裕子)@現代短歌の鑑賞101

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みかみ凜
青林檎与へしことを唯一の積極として別れ来にけり  /河野裕子『森のやうに獣のやうに』


河野裕子さんの『森のやうに獣のやうに』は、出版からもう35年以上も経つのに、まだまだ新鮮な気持ちで、共感をもって読めます。
体当たりの恋の歌。
思いは深まるばかりで、でもどうしたらいいのかわからない。
手探りの中で「唯一の積極」をもって・・・どんなに熟して蜜を湛えても青のままという林檎のイメージが、若い頃の懸命な恋と重なってとてもきれいな歌で大好きです。
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みかみ凜
Posted byみかみ凜

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