うたよむブログ

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ゆるゆるの編目のような子と我の・・・(鶴田伊津)

ゆるゆるの編目のような子と我の時間のはじめ まずは泣かれる  
鶴田伊津/『百年の眠り』

鶴田伊津さんの『百年の眠り』より。

なんだかとっても微笑ましい歌。
そうだよね、子供はまずは泣いてしまう。

産まれてきてくれた喜びは、母親や父親が抱くもの。
けれど、産まれてきた子供は、目の前に開けた新しい世界に驚き、不安を感じているのかも。
おかあさんのおなかの中と、おかあさん自身は、まったく別のものなのだ。
絆はまだゆるゆるの網目。これから一緒に紡いで親子となっていくのだろう。

出産の喜びの歌はたくさんあるけれど、子供視点が垣間見えた一首にとても魅かれた。
こんな一首を読むと、子供ってすごい冒険家だと思う。
住み心地のいい場所を離れて、知らない世界に出て、生き抜くのだから。
赤ちゃんは、大人よりも強い精神力があるのかもしれない。


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