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人を統(す)ぶることはさびしき声呑みて・・・(篠弘) @現代短歌の鑑賞101

人を統(す)ぶることはさびしき声呑みて真向ひてゐるわれの抜殻
篠弘/『百科全書派』H2

会社は戦場だ。
ビジネス用語には「ターゲット」「戦略」「戦術」…等々戦闘用語が溢れている。
そんな世界で人を統べるとなれば、私情をはさむ余地はない。

篠さんの歌には下記のようなものもある。

生き方のたがふ一人を退職にかく追はしめてかさむ酒量か

パーソナリティと社会的立場は違う。
一人の人間として、思うところは多々あるのだろう。
仕事を終え、スーツを脱いだ時、酒場に向かった時、そんなパーソナルな部分が出てきて、社会的立場にいた自分との葛藤が始まるのだろう。

ただ仕事をしていればいい立場ではない。
管理職とは、会社の柱となり、他人の人生に否が応でも関わらざろうえない立場。
抜殻はからっぽだけれど、それはとても重いのである。


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