うたよむブログ

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魚食めば魚の墓なるひとの身か…(水原紫苑) @現代短歌の鑑賞101

魚食めば魚の墓なるひとの身か手向くるごとくくちづけにけり /水原紫苑 『うたうら』

焼き魚に箸をつけ、ふと頭をよぎる。
海にいた時の魚のこと、餌にかかり海より引き上げられるところ、その先に今があること。
そして今、魚を口にするこの身が魚の墓場となること。

走馬灯のようにそんな考えが巡るとき、魚とひとは同じ生をもつものとして存在する。
命の果ての続き、そしてわずかな残酷さと艶めかしさ、それらが交錯する生の一瞬をとらえた歌ですね。


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